三好長慶《みよしながよし》

現在の三好市生まれの戦国時代の武将（ぶしょう）。父を死に追いやった細川晴元に仕えますが着実（ちゃくじつ）に力をつけ、ついには晴元と室町幕府の将軍・足利義晴と義輝を京都から追放します。畿内（きない）を支配するまでになり、下克上（げこくじょう）をなしとげました。このような理由から織田信長の前にいた、天下人にいちばん近い最初の人物だったとも言われています。

三木武夫《みき たけお》

1907年生まれ。現在の阿波市出身の政治家。子どもの頃からすでに弁論（べんろん）が得意な少年だったそう。大学を卒業してすぐの衆議院議員（しゅうぎいんぎいん）に初当選。1974年に田中角栄（たなかかくえい）が汚職（おしょく）のため総理大臣（そうりだいじん）を追われたあと、第66代内閣（ないかく）総理大臣に指名されて就任（しゅうにん）。政治のお金の問題に熱心取り組んだそうです。

蜂須賀正勝《はちすかまさかつ》

戦国・安土桃山時代の武将。現在の愛知県出身で豊臣秀吉（とよとみひでよし）につかえていました。墨俣（すのまた）の一夜城（いちやじょう）にも協力し成功（せいこう）へみちびいたと言われています。四国ぜめのあと阿波国（あわこく）をあたえられますがこれを断り、秀吉に一生つかえることをえらびました。阿波国は息子・家政（いえまさ）に引きつがれ徳島藩ができたそうです。